転職8回の私が伝えたい “転職の心構え” その2
転職8回の私が伝えたい “転職の心構え” その2

転職8回の私が伝えたい “転職の心構え” その2

転職条件をどう考えるか

私は、1社目から3社目までは不動産業で働いていました。
そして26歳のとき、4社目への転職を考え始めました。

当時すでに宅建資格を持っていたので、
当然のように「資格を活かして不動産業で転職しよう」と考えていました。
しかし、不動産業はサービス業の側面が強いため、土日勤務の会社が多いという現実に直面しました。

当時はまだ子どもはいませんでしたが、
「子どもができたら、運動会や参観日など、土日開催の行事に参加できるだろうか?」
と考えるようになりました。
私は将来、子どもと関わりたいと思っていたため、
土日休みの職場は非常に価値が高いと感じるようになったのです。

■ 26歳の私が考えた転職条件

4社目の転職活動の際、私は次の3点を条件として整理しました。

業種は絞らない。
 「まだ若いので、業種経験の価値はそれほど大きくないだろう」と判断しました。

土日勤務が必須でないこと。
 将来の子どもの行事参加や、家族との時間を確保したいと考えたためです。

辞める人が多い業界・会社は避ける。
 求人を出して採用している様子なのに、頻繁に求人を出している会社
(定年まで働くことができる会社なのか?と不安を感じる)

もちろん当時の私は、
「この4社目で定年まで働く!」という気持ちで転職しました。

■ 自分の条件を整理すると、転職は難しくなるのが普通

転職条件を明確にすると、当然ながら該当する会社は少なくなります。
私の場合も、条件に合う企業がなかなか見つからず、転職を決意してから半年近くかかりました。

しかし、この半年は無駄ではありませんでした。
自分が譲れない条件を守ったからこそ、納得できる転職ができたと思っています。

■ 今日のポイント(あなたへのアドバイス)

転職活動では、まず 転職先に求める条件をしっかり整理すること が重要です。
そしてもう一つ! その1に通じる
「半年、いやそれ以上かかるかもしれない」という覚悟で臨むこと。(だから退職しないで!)

この2つの準備ができていれば、焦らず、後悔しない転職に近づけると思います。

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