12月6日、20時前。消防局から出動要請のメールが入り、すぐに駆けつけました。
出動は入団以来2回目。前回は2名でしたが、今回は必要人員の4名が揃い、万全の体制での出動となりました。
火災現場は、昔ながらの大きな木造住宅。
私たち消防団は現場2番目の到着で、すぐに近くのため池から取水し、1本は放水、もう1本は消防車への送水に回しました。
私は本来、消防車の放水を管理する“機関員”ですが、今回は部長が担当されたため、ホース準備などの後方支援に回っていました。
ところが、消防隊員から「放水お願いします!」と声が掛かり、急遽ツッサキ(放水 nozzle)を担当することに。
実際に持ってみると想像以上の水圧で、勢いよく遠くまで飛ぶ水。
消防隊員から「鬼瓦に向けて!」と細かい指示が飛び、必死に狙いを定めました。
途中、補助についてくれた方がなぜか肩に担ぐような体勢を取ったため、私は“万歳しながらの放水”という謎の姿勢に…。
腕はパンパンになりましたが、これはこれで良い経験(?)になりました。
その後、隊員が建物内へ入るため一時放水中止。
再開の指示があったときは、今度は腰から上に向ける基本姿勢で放水でき、だいぶ楽に作業できました。
後半は、くすぶった箇所を冷ますため家屋の内部へ。
焦げた匂いが充満していて、頭痛との戦いでした。
到着が20時頃、鎮火が2時。
約7時間の活動を終えたころには、心身ともにどっと疲れが出ました。
火災で家を失うという事態は、やはり何度経験しても胸が痛みます。
あらためて、日頃からの火の扱いには十分注意したいと思った夜でした。
お疲れ様でした。夜間の放水は、足元がよく見えないので注意してください。家の中に入っての放水もされたということなので本当に怪我がなくてよかったです。
サッシの割れたガラスが 危なかったです。
何といっても、いろんなモノが燃えた体に悪そうな臭いを吸いたくないです。
早急な対応、ありがとうございます。
大変お疲れ様でした。