CO₂固定化技術の「不都合な真実」
CO₂固定化技術の「不都合な真実」

CO₂固定化技術の「不都合な真実」

カーボンリサイクル特別講座に、オンラインで参加した。
テーマは コンクリートへのCO₂固定化技術。

内容としては、
「確かに技術は着実に進歩している」
と感じられる、非常に興味深い講座だった。

そんな中、講師の方が
「不都合な真実!?」と前置きして語ってくれた話が特に印象に残った。

それは、
現在の技術では、とにかくコストが高い
という現実だ。

CO₂固定化の技術については、
これまで多く紹介されているが、
コストの話にはあまり触れられていなかったことに、気づいた。

例えば、空気の大半を占める窒素。
CO₂固定化には、空気中よりも高濃度の窒素が必要で、
実際の供給は 99.9%の窒素がボンベ又はタンクで供給されている。

その価格は、
窒素 1m³ あたり 5,000円~3万円。

これを二次製品に固定化すると、
製品価格が 約3割以上上昇。
生コンクリートでは、
ほぼ1.5~2.0倍の価格 になってしまうとのことだった。

「当分は、公共工事頼みの技術になるだろう」
という講師の見解には、私も納得した。

財政状況が厳しい昨今、
環境対策が重要であることは間違いない。
しかし、背に腹は代えられないのも現実だ。

だからこそ、
さらなる技術進歩とコスト低減 に期待したい。

今回の講座を通じて、
新技術を語る上で
コスト情報の重要性 を改めて痛感した。

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