4社目の会社は、大手化学企業の子会社でした。
給与は親会社の7~8割ほどでしたが、地方では十分な水準でしたし、福利厚生も充実していました。
特に印象的だったのが「借り上げ社宅制度」です。
家賃が10万円近い物件に、自己負担は1万円未満。
当時の私は、「もうこの会社で一生お世話になるだろう」と本気で思っていました。
仕事にも不満はなく、職場環境にも恵まれていました。
多くの人が「理想的」と感じる会社だったと思います。
しかし、今振り返って思うのは、
「どれだけ条件が良くても、会社の状況は自分ではコントロールできない」
という現実です。
この時点では、まだそのことを深く理解していませんでした。
それを思い知らされるのは、もう少し後の話になります。