私は以前、建設会社で約10か月間だけ働いたことがある。
建設業には「建退協(建設業退職金共済制度)」という制度があり、
とにかく「いくばくかの退職金がもらえる」という記憶だけは残っていた。
そこで、申請を行い、その結果として振り込まれることになった。
私の場合、請求できる最短期間に該当する
1冊・250日分を積み立てていた。
約30年前当時、1日券は260円だったため、
260円 × 250日 = 約65,000円
を積み立てていた計算になる。
現在の1日券は310円なので、今の感覚では77,500円相当だ。
そんな建退協から届いた通知書には、
19,656円が振り込まれると書かれていた。
65,000円積み立てていて、実際に戻ってきたのは約2万円。
金額だけを見れば多いとは言えない。
ただ、30年前の、ほとんど忘れかけていた出来事から届いた約2万円は、
素直にありがたかった。
これが、私にとって3番目の退職金である。
明日・明後日に続く