競争よりも、暮らしを選んだ結果
競争よりも、暮らしを選んだ結果

競争よりも、暮らしを選んだ結果

土木資材メーカー勤務時代の競合であり、
同世代という縁で親しくしている友人が、
ランチミーティングと称して自宅兼事務所に来てくれた。

昔話に花が咲く中で、かつて勤めていた会社の近況を教えてくれた。

元部下が執行役員に就任。
元同僚は、買収で子会社化した会社の社長になったという。

会社が繁栄していることは素直にうれしいし、どこか誇らしくもある。
同時に、もし自分があのまま残っていたら、
元部下達が上司になることは、当時も予測することができたが・・・

やっぱりそうなった。と複雑な心境。

そんな未来をどこかで予感していたからこそ、
転職を選んだのかもしれないとも思う。

当時 退職の理由は、単身赴任を解消して広島で家族と暮らしたかったから。
だがその前に、
ラインから外れる異動を命じられ、社内で上を目指す気持ちは薄れていた。

肩の力が抜けたことで、「普通のサラリーマン」になれた。
そして、今の穏やかな生活がある。

振り返ってみると、
今こうして家族と過ごし、
落ち着いた毎日を送れていることが何よりありがたい。

あの時の決断があったからこそ、今の幸せがある。
改めて、良かったなあと思えた一日だった。